Outdoor Innovation Summit 2019
2019.12.11 , 東京国際フォーラム
About OIS
Outdoor Innovation Summit (アウトドア・イノベーション・サミット、以下OIS)は、
時代の最先端でアウトドアをリードするアウトドア関係者・官公庁等異なる分野のリーダー・
イノベーターが集い、アウトドア業界の新たな可能性が繋がり、未来が生まれることを目的として
開催される日本最大級のアウトドア業界向けカンファレンスです。
※2018年の様子はこちら https://www.ois2018.com/
Videos
OIS2019の様子をサマリーにした動画です
Greeting
昨今、日本はアウトドアがブームと言われ、マスメディアでも取り上げられることが
多くなり市場から注目されている実感を持つ人は少なくないと思います。
また同時に、90年代のブームがそうであったように一過性で終わってしまうもの
なのかを危惧している人も多いのではないでしょうか。
ブームで終わらせないために、生活者、事業者、フィールドが
持続可能であるためにアウトドア業界として取り組むべきことは何なのか。
その答えを見出すことに今回は挑戦したいと思います。
これまでになかった視点と角度で、新しい価値を発想したい。
そこで今年のメインテーマは『 Outdoor X -アウトドア クロス-』を掲げます。
参加者全員が持ち帰れる気づきをご提供できることを願っています。
Outdoor Innovation Summit 実行委員会代表 佐藤 祐輔
Concept
OIS実行委員会はアウトドア業界の未来を考える上で、共通する3つの課題軸を設定いたしました。
この軸を基に本サミットのプログラムができています。
Contents
セミナー
アウトドアトップリーダー・イノベーターによる講演
アウトドア業界の過去、現在、未来をトップリーダー達が共有、提言します。多くの参加者にとって有益となる情報が得られます。
トークセッション
テーマに対して様々な立場の視点で議論します
1つのテーマに対し、立場が違うそれぞれのプロフェッショナル達が、複数の視点で業界の未来に向けたディスカッションをします。
CAJ(アウトドア環境保護基金)説明会
アウトドアに関わる事業者としてご入会を検討してみませんか?
一般社団法人コンサベーション・アライアンス・ジャパン(CAJ)はアウトドアフィールドとしての価値を有する日本の多様な自然環境を次世代へと継承するために活動する非営利団体を支援しています。アウトドア関連企業16社21ブランドによって運営されています。詳細はこちら https://outdoorconservation.jp/
キャンプ場表彰式
全国に3800あるキャンプ場の中から選ばれるのは!
日本の東西から3カテゴリで受賞したキャンプ場を発表・表彰します。
懇親会(ネットワーキングパーティー)
新たな可能性が繋がり、未来が生まれる場所に
OISは招待制によりアウトドアに関わる企業、行政担当者が多く参加されます。普段接点がない方達との交流を持てるよう、セッションの休憩時間、ランチ、ネットワーキングパーティなど多くの時間を確保します。
翌日開催 Camp Innovation Summit 2019
※対象はキャンプ場関係者のみとなります
キャンプ場に関するデータ公開や、課題解決ワークショップ、未来へのイノベーションを提案するキャンプ場のためのカンファレンスです。
※OISの翌日、会場も異なります。
Speakers
登壇者のご紹介です。
今後決定次第、随時掲載いたします。
土屋 哲雄
株式会社ワークマン 専務取締役
東京大学経済学部卒。三井物産入社後、海外留学を経て、三井物産デジタル社長に就任。企業内ベンチャーとして電子機器製品を開発し大ヒット。本社経営企画室次長、エレクトロニクス製品開発部長、上海広電三井物貿有限公司総経理、三井情報取締役を経てワークマンに入社。常務取締役経営企画・情報システム・ロジスティックス担当として、企画したアウトドアウェア新業態店「WORKMAN Plus」が日経トレンディの2019年ヒット予測ランキングで1位を獲得。
「マーケター・オブ・ザ・イヤー2019」大賞を受賞するなど、注目されている。
関野 吉晴
探検家・医師・武蔵野美術大学名誉教授
一橋大学在学中に探検部を創設し、アマゾン川全域を下る。その後、横浜市立大学医学部へ入学、医師となり、南米への旅を重ねる。1993年アフリカで誕生した人類がユーラシア大陸を通ってアメリカ大陸に拡散した道を逆ルートでたどる「グレートジャーニー」に挑んだ。2004年「新グレートジャーニー 日本列島にやって来た人々」をスタート。「北方ルート」「中央ルート」「海のルート」を踏破。
石川 弘樹
プロ・トレイルランナー
1975年生まれ。プロ・トレイルランナー。学生時代にアドベンチャーレースに憧れ、アウトドアスポーツの世界へと足を踏み入れる。大学卒業後、プロレーシングチーム“EAST WIND”の門をたたき、世界中のアドベンチャーレースを転戦。レイドゴロワーズやエコチャレンジ、ワールドカップなどへ数多く出場、セミプロ生活をおくる。2001年より、最も得意とし、大好きだったトレイルランニングの世界に活動を絞り、日本初のプロ・トレイルランナーとして活動を開始。現在は、アスリートとして国内外のレースに参戦しながら日本国内でのトレイルランニングの普及活動の為、全国でのレースプロデュースやイベント開催に努めている。
小松 吾郎
一般社団法人 Protect Our Winters Japan (POW)
代表理事
POWジャパン代表を勤めるプロスノーボーダー。北海道で生まれ育ち、12歳で移住したカナダBC州でスノーボードと出会いプロスノーボーダーとしての活動をスタート。2005年、子どもの誕生に合わせて日本へ帰国し、現在は長野県大町市の鹿島槍スキー場麓に居を構えるなど、冬を雪と共に過ごす人生を送っている。カナダ在住時、新しいスキー場建設への反対運動をするネイティブとの出会いから、スノーボーディングと自然の関係性を再考し、POW発足以前から自然環境への負荷を軽減することなどを提唱し続けてきた。
正木 明
気象予報士・防災士
1961年兵庫県出身、神奈川県育ち。早稲田大学理工学部卒業。趣味のサーフィンをきっかけに気象に興味を持ち、ウェザーニューズに入社。1990年から現在も、朝日放送の朝の天気キャスターとして活躍。第一期生として気象予報士を取得、また防災士の知識も活かしてテレビ・ラジオ出演の他、講演活動もしている。より広くの人に気候変動・環境・防災等について知ってもらう為にサイトを立上げて様々な情報発信もしている。
新谷 暁生
シーカヤックガイド/登山家/ニセコなだれ調査所所長
1947年札幌生まれ。厳冬期大雪山系、日高山脈縦走、ネパール、パキスタン、中国、アンデスなどの山々を登り、チャムラン峯登山隊、ラカポシ峯登山隊隊長などを務める。1990年代にシーカヤックと出会い、知床をはじめ、パタゴニア、ホーン岬、アリューシャン列島などに遠征。知床半島を一周する「知床エクスペディション」を主催。ニセコの雪崩事故防止に取り組み、ゲレンデのコース外滑走をみとめるニセコローカルルール創設(2001年)に尽力する。
前田 瑶介
WOTA株式会社 COO
徳島県出身。東大・東大院で建築学を専攻。在学中より、 大手住設メーカーのIoT型水回りシステムユニットの開発プロジェクトに参加。teamLab等でPM・Engineerとして勤務し、センシングや物理シミュレーションを用いた作品・プロダクトの企画・開発に従事。建築物の電力需要予測アルゴリズムを開発・売却後、WOTAに参画。特技は阿波踊り・競技ダンス。東京大学総長賞受賞。修士(工学)。
マーク ヘルド
European Outdoor Group
General Secretary(代表)
Lowe AlpineやBerghausなど大手のアウトドア会社での役員を務めるなど、アウトドア業界で30年以上の経験をもっている。断片化されていたアウトドア業界をまとめる為に、ヨーロピアンアウトドアグループ(EOG)を2003年に立ち上げたメンバーの一人。2005年に、ヨーロピアンアウトドアグループ事務局長に就任。2019年1月に現ポジションである社長に就任した。
尾﨑 正直
元高知県知事
昭和42年高知県生まれ。東京大学経済学部卒業。平成 3年大蔵省(現財務省)入省。国税局行田税務署長、外務省在インドネシア大使館一等書記官、主計局主査、理財局計画官補佐、総理大臣官邸・内閣官房副長官秘書官などを歴任。平成19年10月財務省退職。同年12月高知県知事に就任。令和元年12月6日高知県知事退任。3期12年の間に農産物をはじめとする県産品を県外で売り込み地場産業の体力をつけたり、中山間地域を振興したりした産業振興計画で一定の成果を上げるなど、公共事業に頼らず自助努力で経済を活性化しようと尽力した。
齊藤 悟
株式会社アーバンリサーチ
事業支援本部 シニアマネージャー
1976年、神奈川県横浜市生まれ。1998年、大阪教育大学在学中にアルバイトで大阪・アメリカ村のアーバンリサーチ一号店にアルバイト入社。5年間の販売スタッフ期間を経て、アーバンリサーチの東京出店を機にプレスルームを設立。その後マーケティングやポップアップショップ、異業種コラボ、WORLD SURFING GAMESへの協賛、顧客データを始め社内の全てのデータを使ったマーケティングやオムニチャネル施策など多岐に渡り業務を管掌。趣味は料理とサーフィン。
2019年12月11日(水) Program
東京国際フォーラム B7会場
※時間や演題について変更となる可能性があります。開催前に改めてご確認ください。
9:30 受付開始
※混雑が予想されますので時間に余裕を持ってお越しください。
10:15 - 10:25 開会のご挨拶
Outdoor Innovation Summit 実行委員会代表
株式会社スペースキー 代表取締役社長兼CEO
佐藤 祐輔10:25 - 11:05 『異業種からアウトドアという新市場を創造したマーケティング手法』
株式会社ワークマン 専務取締役
土屋 哲雄
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プロ向けのニッチ分野で首位の座を盤石なものとしていたワークマンだが、成長が鈍化していた。そこで、新たな鉱脈探しをスタート。目を付けたのが、作業着の技術や製品作りを活かせるアウトドア・スポーツウエアの市場だった。新たな客層に向けた新業態WORKMAN Plusを出店し、インフルエンサーも味方につけ、成功へ導いた。
11:05-11:45 『グレートジャーニーを通じて生まれた、この星に生き続けるための物語』
探検家・医師・武蔵野美術大学名誉教授
関野 吉晴
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この奇跡の星を私たちが生き続けていくためにはどうしたらいいのか。この壮大な課題に向き合い、自然や宇宙とのつながりを身近な環境の中に再確認するプロジェクト。将来にどのような世界をバトンタッチしていけるのかを考えます。
11:45 - 12:00 キャンプ場表彰式
※日本最大級のキャンプ場検索・予約サイト「なっぷ」に登録されている人気キャンプ場の発表/表彰を行います
12:00-12:05 協賛企業プレゼン①
12:05-12:10 協賛企業プレゼン②
12:10 - 13:30 休憩
※会場への食べ物の持ち込みは手配されたお弁当以外は禁止されております。会場外でお済ませ頂き、時間に余裕を持ってお戻りください。
13:30 - 14:30 『今地球で起きている気候変動をアウトドアの視点から考える』
プロ・トレイルランナー 石川 弘樹
一般社団法人 Protect Our Winters Japan (POW) 代表理事 小松 吾郎
気象予報士・防災士 正木 明
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気候変動はアウトドア業界が基盤とする健全な自然やフィールド、そして愛好家にも様々な影響を及ぼしています。日々、トップのアウトドア・アスリートとして自然の中に身を置く日々を送る一方で、気候変動によるフィールドの影響を体感し、実際に気候やフィールドを守るための行動を起こしている方によるプレゼンテーション、トークセッションを通じて、参加しているアウトドア業界全体で行動を促すこの必要性への理解を醸造することを目指します。
14:30 - 15:10 『ニセコルールから見る、フィールド利用者の情熱と行政の権限の折り合いをつけた事例』
シーカヤックガイド/登山家/ニセコなだれ調査所所長
新谷暁生
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アウトドアを本質的に楽しむ人の情熱と、その反対にある法律や規制。日本のアウトドアフィールドはこの両者の折り合いが無いとトラブルになる不安定なプラットフォームという側面があります。地権者、行政、事業者と調整を図りながら運用してきたニセコルールの中心的な存在である新谷さんに語って頂きます。
15:10 - 15:40 『水不足という地球規模の課題に対しテクノロジーで解決するプロダクトの可能性』
WOTA株式会社 COO
前田 瑶介
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世界の水不足を解決するために、水を濾過しながら循環して利用できるシステムを開発したWOTA。水インフラが不十分なアウトドア利用の可能性についてお話頂きます
15:40 - 16:00 休憩
※参加者同士での交流、協賛ブースへ足をお運びください。
16:00 - 16:40 『欧州におけるアウトドア業界団体の立ち上げから現在までの軌跡』
European Outdoor Group(EOG) 代表
European Outdoor Conservation Association(EOCA) エグゼクティブディレクター
マーク・ヘルド
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昨年の米国OIAのように欧州においても大きな規模のアウトドア業界団体があります。どのような役割を持ち、どのような活動をしているのか、欧州のアウトドア市場について紹介して頂きます。
16:40-17:20 『地域の自然資源をアウトドアフィールドとして再定義し、新たな観光の柱に』
元高知県知事
尾﨑 正直
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日本の多くの地域が抱える共通した課題である少子高齢化に伴う人口減に対し、各自治体も定住・交流人口を増加させるべく様々な取り組みをしています。昨今アウトドアがブームと言われ、そのフィールドとなる自然資源を活かす、もしくは再開発することで人を呼び込む動きもありますが、特に高知県で取り組まれていることは自治体だけでなく事業者にとっても参考となる事例になります。
17:20 - 18:00 『顧客コミュニケーションとアイデアから生まれた自社運営キャンプ施設”TINY GARDEN蓼科”について』
株式会社アーバンリサーチ 事業支援本部 シニアマネージャー
齊藤 悟
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体験や感動をシェアするということが、ブランド認知やファン化につながるということ。アパレルならではの時代感とスピード感をベースに、SDGsやリモートワークなどの「働き方改革」にもアプローチするべきコワーキングスペースの配備や、キャンプ場から生まれたブランド「EKAL」の展開など、ファッションとライフスタイルをコンテンツ化する意図について自社キャンプ施設の事例をもとにお話しいたします。
18:00-18:20 終了・移動
※懇親会ご参加の方はB5会場へのご移動をお願いいたします。
18:20-20:20 懇親会
※当日参加はできません。必ず事前のお申込みと決済をお願いいたします。
2019年12月12日(木)
Camp Innovation Summit 2019
※対象はキャンプ場関係者のみとなります。
会場:渋谷フォーラムエイト7階 グランドスクエア
※時間や演題について変更となる可能性があります。開催前に改めてご確認ください。
10:00 - 10:10 冒頭挨拶
10:10 - 10:50 『なっぷ』データ公開
10:50 - 11:10 協賛企業プレゼン
11:10 - 11:25 休憩・名刺交換タイム
11:25 - 11:45 スペースキーの考えるスマートキャンプ場構想
11:45 - 12:05 表彰者スピーチ
12:05 - 12:45 (仮)NEXT CAMP WORLD
Outdoor Innovation Summit 2019
Info
■開催概要
2019年12月11日(水)
9:30 受付開始/9:45 開場/10:15 開演
18:20 懇親会開始
参加費:無料
懇親会費:6,000円
※参加対象はアウトドアに関わる事業者、団体および官公庁の原則経営層、マネジメント層となります。一般の方はご参加頂けません。
※事前申込み制となります。
※原則1社・団体・施設につき2名までとさせて頂きます。
■注意事項
◆原則途中の入退場が無いようご協力お願いします。
◆ご来場の際は、参加証を印刷・持参いただくか、スマートフォンで表示できる状態でお持ちください。
◆会場内への食べ物の持ち込みは禁止されております。
◆飲料はゴミの出ないようマイボトルを推奨いたします。
Camp Innovation Summit 2019
Info
■開催概要
2019年12月12日(木)
9:30受付・開場/10:00 開演/13:00 終了
参加費:無料
※参加対象はキャンプ場関係者のみとなります。
※事前申込み制となります。
※原則1社・団体・施設につき2名までとさせて頂きます。
■注意事項
◆原則途中の入退場が無いようご協力お願いします。
◆ご来場の際は、OISでお渡しするパスケースと参加証をお持ちください。
◆飲料はゴミの出ないようマイボトルを推奨いたします。
申込みの流れ
※必ずご確認ください。
お申込み後、一般の方や無関係と見受けられる方にはお断りのご連絡をさせて頂くことがあります。
1エントリー受付
下記フォームよりエントリー登録をしてください。この時点では参加確定ではありません。
2参加確定連絡
エントリー後、事務局からの回答メールをもって「参加可否」をご連絡をいたします。
3ご入金
懇親会をお申込みされた方は、お申込みから1週間以内にお振込みをお願い致します。
4約1週間前
事務局よりメールにて参加証をお送りいたします。
5当日
参加証をスマートフォンで表示できる状態か、印刷してご持参ください。
受付フォーム
※お一人様1フォームでのお申込みをお願いいたします。
原則1社・団体・施設様2名までの参加とさせていただきます。
※以下ボタンより別サイトにリンクします。
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